2015/09/29

朗読と音楽とプラネタリウム「よるの点をなぞる」


去年の冬から始動したバンドー神戸青少年科学館でのプラネタリウム公演。
詩人の小鳩ケンタさんがこのお話をrepairに持ちかけてくれてから、
皆で練ってきた「よるの点をなぞる」

そろそろ当日を迎えます。

最終リハーサルも終え、あとは本番を待つのみです。



多くのご予約を頂き、定員を超えているのでもしかしたらキャンセル待ちになるかもしれないけど、たくさんの方に見て頂けたら嬉しいです。


どうぞよろしくお願いします。





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「よるの点をなぞる」

はるか昔、広大な原野から夜空を見上げた人々は、輝く星を指でなぞるように結び合わせ道具や動物を描きました。
やがてそれは88の星座となりました。
現代の都会では街に灯りが灯り、わずかな星との対話しかできません。それでも今夜も点と点をなぞることができます。
そこには太古と変わらない星々の息吹があるのです。

音楽はかつて「ムジカ」と呼ばれ、天文学、数学、幾何学と同一の学問でした。ピアノの鍵盤が星座と同じ88であるのも何かつながりがあるのかも知れません。
それは詩を表す言葉でもありました。


詩人のおりなすことばはピアノとトロンボーンの調べにのって、夜空に広がる点をなぞります。



詩人・小鳩ケンタいよる朗読と、repairの演奏と共に、昔より変わることのない「私たちの時間」を神戸のプラネタリウムで感じてみませんか。海と空に抱かれたこの場所で。


出演:
小鳩ケンタ
詩人。コバトレーベル主宰。絵を描くように言葉を書き、音をつくるように朗読したいと願っている。
鳥と星が好き。
http://kobatokenta.web.fc2.com/

repair
絵と音楽のユニット。クラシカルで静かな音楽は開放感と閉塞感の両面を持ち、つめたくあたたかい。
絵とトロンボーンが日下明、ピアノと言葉が谷口有佳。「こわれたら、はじまり」



◆開催日:10月4日(日)
◆投映時刻:17:00~18:00 開場16:30
◆定 員:200人(先着順) 残席わずかとなっております(9月27日現在)
◆参加費:1000円(手帳各種・のびのびパスポート等は使えません)
◆申込方法:お電話にて申込受付中 TEL:078-302-5177
 ※1回のお申し込みで5名までとさせていただきます。
 ※荒天などの場合、安全を考慮して中止することがあります。
 ※中学生以下のお子様は保護者の方とご参加ください。



2015/09/06

黒田武志 展「空の途中の遠近法」




三重県名張のSENSART GALLERYにて開催される
黒田武志さんの展示「空の途中の遠近法」で演奏します。
題して「惑星IANOSへの旅」です。 

今年の2月大阪、LADS GALLERYで行われた「破片のひとりごと」ではじめて黒田さんとコラボレーションさせて頂き、2度目のお誘いということでとても嬉しく、光栄です。

前回はスライド作品やsound object 「落下の音楽」とコラボし、落下しているのに宇宙を感じるような無重力な音と共に演奏させて頂きました。

今回もどのような空間で演奏が出来るのかとても楽しみでわくわくしてます。

ちなみに演奏会は無料ですのでお気軽にお越し下さい。
大阪方面から、名古屋方面から高速で約30分ほどらしいです。


黒田さんの展示、そして演奏会ももちろん楽しみなのですが、もう一つ楽しみがあって、
同時期に、奈良の曽爾にて行われる維新派の「トワイライト」。
会場がギャラリーからとても近いらしく、観に行けちゃうのです! 屋台村も堪能したいと思います♩ みなさんもぜひ合わせてプランを組んでみてはいかがでしょうか〜

維新派 「トワイライト」 


おまちしております



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2015 09.19 sat – 27 sun
11:00 – 17:00(26日のみイベントのため、展示は14:30まで)
会期中無休
空と地上のあいだのその場所を いったいなんと呼べばいいのだろう
名前もなく座標もわからない
空の途中のその場所は きっと 僕たちによく似ている
言葉の地層で出来た岩山の上に、忘れられたようにひっそりと建つ空中桜蘭。
そんな架空建築のオブジェ作品と、その為のドローイングを展示します。
併せて作品集やポストカードの販売も致します。
Artist Information → 
http://sandscape.biz
repair 演奏会
「惑星 IANOS への旅」
09.26 sat 15:00 開場 15:30 開演 16:30 終演(無料)
repair
ピアノとトロンボーンによる、絵と音と音楽のユニット、リペア。
クラシカルで静かな曲は、開放感と閉塞感の両面を持ち、つめたくあたたかい。
テーマは「こわれたら、はじまり」
2013年に 1st album {PIANOSCREAM} 2015年に 2nd album {IANOS} を発売。
〒518-0479三重県名張市百合が丘東9番町290(百合ヶ丘小学校横)

車 /
大阪方面から 名阪国道 針インターから、R165経由で
約30分
車 /
名古屋方面から 名阪国道 上野インターから、R368、
R165経由で約30分

2015/09/04

奥丹波 山名酒造の「酒蔵便り2015」





repairの2nd albumのレコーディング場所でもあるロック制作所。
その同敷地内にある山名酒造の季刊誌「酒蔵便り」を今年一年、日下が担当させてもらっています。


物語仕立てで春夏秋冬と年4回のお届けです。

言葉を失くした詩人が、
北欧神話に伝わる「呑めば詩人や賢者になれる」という架空のお酒「詩の蜜酒」を求めて行き着いた先、氷上回廊からお届けするレポート風のカタログになっています。

気がつけば秋号を制作中。
あっという間に1年が終わりそうです。笑

当初この「酒蔵便り」はイラストレーター/グラフィックデザイナーである日下のみが担当させて頂いておりましたが、夏号より積極的に谷口も「言葉」で関わっています。

この酒蔵便りで書かれている「言葉たち」は本当に丹波という地で感じた事、話した事を元に書いており、ファンタジーなようで、現実とそう遠く離れてはいない言葉たちです。   同時進行で書かれているkuramoto Ⅺ of Okutambaのtaku fileの記事もこの物語に影響を与えています。 

春号に日下が物語の設定を作り、終わりを決めずにはじまったこの物語。夏号より日下からバトンをもらい、冷や冷やしながらも人と関わりながら吸収し、進む物語にワクワクしています。
(けど、やっぱり、冷や冷やも秋号になり一層深まっております。笑)

また、夏号で「瀕死の白鳥/ dying swan」という原案のタイトルのまま通して頂いた事にもとても感謝しています。 せつない、美しい夏を描きたく販促物にしては踏み込んだタイトルかと思いましたが、 共鳴してもらえてとてもとても嬉しかったです。

気がつけばrepairの世界観をこういった新しい形で発表し、関われた事、これからのrepairにとって新しい可能性となる気がします。

引き続き、「酒蔵便り」どうぞよろしくお願いします。


ちなみに山名酒造のお酒はロック製作所で飲めます食べれます!
日本酒カクテル「奥丹波モヒート」に銘酒「奥丹波」の酒粕で作ったホワイトソースが香るクロックムッシュ。 飽きないおいしさです♩
そしてお買い求めはお隣の山名酒造の店舗でどうぞ!
(なんかお土産屋さんの看板チックな言い回しでごめんなさい。笑)




※ こちらの酒蔵便りは山名酒造、ロック製作所で配布しております。
  詳しくは山名酒造へお問い合わせください。
 
  山名酒造 http://www.okutamba.co.jp/
  ロック製作所 http://6954.jp/



akira kusakaのbehanceより酒蔵便りの一部が見れます。

酒蔵便り2015 春号
https://www.behance.net/gallery/25400451/eg-magazine-spring-issue-for-Yamana-Brewery-CoLtd

酒蔵便り2015 夏号
https://www.behance.net/gallery/28063591/eg-magazine-summer-issue-for-Yamana-Brewery-CoLtd


※他の作品もよろしければぜひ!
akira kusaka behance
https://www.behance.net/akirakusaka